今回のような公式サイトで載せている【開発ブログ】とは別に、内部向けに開発日報を書いています。
そんな開発日報について、どのような意図で行っているかを紹介します。
開発日報とは
開発日報とは、レジェスタの制作において進捗があった際にその内容を記録するものです。会社組織でいえば、いわゆる社内日報にあたります。
この運用は2023年11月からスタートし、ほぼ毎日何かしらレジェスタの制作作業を行っているため毎日記録をつけています。
きっかけは、「大乱闘スマッシュブラザーズ」や「カービィ」の制作ディレクターである株式会社ソラの桜井政博さんが運営するYouTubeチャンネル[桜井政博のゲーム作るには]で公開された「日報のすすめ【チーム運営】」という動画です。
日報のメリット
上記の動画で、桜井さんは日報のメリットを以下のように述べています。
・自分を知ってもらう
・情報共有(メールの告知は読まれない)
・アウトプットのトレーニング
・チームにささやかな刺激を生む
・進捗確認
レジェスタはほぼ個人製作のゲームであり、レジェスタの日報を他に読める人間は本記事執筆時点で1人しかいないのですが、「アウトプットのトレーニング」「進捗確認」の面で少なからず効果を実感しています。
カード制作/カードの効果/テストプレイ/マーケティング・アナリティクス/SNS運用/公式ホームページ/サーバードメイン管理/動画制作/画像制作/ECサイト/アプリ開発/商標関係など、個人製作ゆえに基本全て1人でこなしていく必要があります。
具体的な進捗についてはカード型でタスクを管理する「Trello」を使用しています。
コミュニケーションやタスク管理だけでなく、日報は開発規模や人数・目的によってSlack、Discord、noteなど様々なツールが考えられます。

今回は開発環境としてWordpressを使ってのブログ形式の日報を採用しています。
WordPressを選択した理由はいくつかあり
・ID/パスワードを設定できる
・アクセスログの管理が可能で、セキュリティを担保できる
・ブログ形式で投稿でき、過去記事を比較的容易に見返せる
・アクセスした人がコメントを残せるため、疑似的なコミュニケーションツールとしても利用可能
・他の人に投稿権限を与えることで、別の人の日報も記録できる
・閲覧権限を調整することで、関係者全員が日報を確認できる
といったことが挙げられます。
公開できる部分が少ないためボカシばかりですが、このように日報やコラム、資料としてまとめ、それらを投稿することで管理しています。

ゲーム制作をされている方は、一度日報の導入を検討してみてはいかがでしょうか?