レジェンド・オブ・スターズのクラウドファンディングPR動画を制作するにあたり、Epic Vanguard・ochi様の楽曲をお借りさせて頂きました。
今回はサイバー × ファンタジーの世界を音楽で作り出すochi様のインタビューをご紹介します。
Epic Vanguard・ochi氏──音楽制作の歩み
――Q1. 改めて、自己紹介とこれまでの音楽活動についてお聞かせください。
Epic Vanguardとして活動している音楽プロデューサー・作曲家のochiと申します。
個人や企業向けの楽曲提供、BGM制作、YouTuberの専属曲など幅広いジャンルの音楽制作を行う傍ら、Epic Vanguardでは自分が表現したい“サイバー × ファンタジー”の世界観に特化した楽曲を制作して活動しています。

物語を感じる音楽──ジャンルと制作へのこだわり
――Q2. 「レジェンド・オブ・スターズ」の楽曲制作をご依頼させていただいた際の印象や、お気持ちを教えてください。
ご相談をいただいてレジェンド・オブ・スターズの公式サイトを拝見したのですが、アストラリスやスカイリスなどの惑星のビジュアルイメージに、Epic Vanguardの世界観と通じるものを感じてとても嬉しく思いました。
最初はCM曲を書き下ろしで、とのご相談でしたが、参考楽曲として今回の「Synaptic Net Dive」を挙げられていたので、こちらから「Synaptic Net Diveをそのままお使いいただくのはいかがですか」とご提案し、採用していただきました。
作家としては過去にリリースした既存曲を使っていただけるのも、新たに制作するのと同じくらい嬉しいことなので、貴重な機会をいただき感謝しております。
――Q3. 普段はどのような音楽を手がけていらっしゃいますか?得意なジャンルや、制作時にこだわっているポイントがあれば教えてください。
メロディックダブステップやウェーブ、ドラムンベースなどのEDMをベースにしながら、SF・ファンタジー・バトルもののようなゲームやアニメ、映画作品の世界観と親和性の高い音楽を制作しています。
こだわっているのは「物語を感じられるサウンド」であることで、単に盛り上がる音ではなく感情や空間が浮かぶような楽曲になるように心がけています。
EDMとの出会いと、Epic Vanguardに込めた情熱
――Q4. 「Epic Vanguard」としての活動は3年目とのことですが、EDMを始めたきっかけや、そこに込めた想いをぜひお聞かせください。
元々のきっかけはSeven Lionsというアーティストを通じてメロディックダブステップというジャンルに出会ったことがきっかけです。
EDMというとパーティーやフェスのようなお祭りイメージがあると思いますが、メロディックダブステップはそれらとは違い、聴かせる歌、サウンドトラックのような空間や情感、ダイナミックでヘヴィなベースやドラムなど、ロックやメタル、ゲームやドラマのサウンドトラックを通ってきた自分の好きなものが全部入りだったので「自分でもそういったメロディが強くてエモーショナルなEDMを作りたい」「自分が作りたい世界観を表現するのに一番向いている」と思って始めました。
メロディックダブステップは日本での認知は低いですが日本人好みな要素が満載なジャンルなので、皆さんもぜひ一度聴いてみてほしいです。
聴く人に届けたい──音楽で創る物語体験
――Q5. 自分の音楽を通して、聴いてくれた人にどんな感情や体験を届けたいですか?
現実から少し離れて、“物語の中に入り込むような感覚”を届けたいと思っています。
聴いていただいた方の中で、架空の世界や風景が浮かんだり、何かのシーンが始まるように感じる「ストーリーのある音楽」を目指しています。

――Q6. 今回提供いただいた楽曲「Synaptic Net Dive」について、制作にあたり「物語」や「世界観」はありますか?
「Synaptic Net Dive」は、あるコンピレーションアルバムに提供した楽曲で、個人的にも気に入っていたのでEpic Vanguardのシングルとしてもリリースした曲です。
楽曲のテーマはサイバーパンク+忍者で、高度にデジタル化した未来都市のネットワーク空間の中で暗躍する忍者の末裔の戦い、というイメージで作りました。
歌詞の一節に「only abilities matter(頼れるのは己の腕だけ)」という言葉があるんですが、この「頼れるのは己の腕だけ」という精神性は、ルール理解と戦略が試されるカードゲームとも、どこか通じる部分があると感じました。
レジェンド・オブ・スターズの未来へ──さらなる広がりへの期待
――Q7. 「レジェンド・オブ・スターズ」という作品に対して、今後どのような展開や広がりを期待されていますか?
ファンタジー+近未来的な世界観がとても魅力的なので、この世界の文化や日常、その中で生きる人々や起こる事件など、より深い話が気になりますね。カードゲームとしての枠を超えて、ビジュアルノベルや映像化などのメディアミックス展開があれば、Epic Vanguardとしてサウンドトラックを作らせていただくなど出来るととても光栄です。
挑戦と展望──目指すは“サイバーファンタジーの象徴”
――Q8. 今後の音楽活動について、挑戦したいことや目指しているビジョンがあれば教えてください。
Epic Vanguardでの楽曲をリリースしつつ、レジェンド・オブ・スターズのような世界観的に親和性のある作品のお手伝いができると良いなと思っています。今回のSynaptic Net Diveはボーカル曲ですが、今後はサイバー+ファンタジー的な世界観を持ったインストのBGM楽曲を制作し、ストックサービスなどでも提供していきたい構想はあるので、コンテンツ制作者の方々から「サイバーファンタジーな音楽といえばEpic Vanguard」と呼ばれるような存在になりたいなと思っています。
読者・カードゲームファンへのメッセージ
――Q9. 最後に、カードゲームファンや「レジェンド・オブ・スターズ」を楽しみにしている皆さんにメッセージをお願いします!
カードゲームは、ルールや戦略だけでなく、世界観や物語がプレイ体験をより豊かにしてくれるコンテンツだと思っています。
「レジェンド・オブ・スターズ」が皆さんの記憶に残る作品になるよう、音楽という形で少しでもお手伝いできたことを嬉しく思います。
ぜひ、世界観ごと楽しんでください。
Epic Vanguard・ochi様、ありがとうございました!
Epic Vanguardについて

公式ホームページ