【開発ブログ】そのゲームは、1ゲーム何分かかる?

ゲーム作りをするうえで「1ゲームに何分かかるのか」は重要だと考えています。
“プレイ時間の設計”は、ライフポイントや勝敗が決するまでの設計、カードの強さにも影響します。
今日はレジェスタのプレイ時間について、現在の自分の考えをお伝えします。


ゲームジャンルごとのプレイ時間の目安

カードゲームは1ゲームあたりおおよそ15分~20分が一般的な目安です。
一方、ボードゲームやTRPGは幅が広く、5分で終わる軽量級から8時間クラスの重量級までさまざまです。
遊んでいただく方の層やジャンル、狙う体験によって、適した長さは変わります。

例えば『Pokémon Trading Card Game Pocket(ポケポケ)』『Shadowverse』『マーベル・スナップ』といった最近のスマホ向けカードゲームは、短時間で終わるよう設計されています。
手札枚数を抑える、選択肢を整理する、ライフなどの勝敗条件を低めに置く。
こうした工夫により、1ゲーム5分~10分に収まる設計になっていると感じます。移動中やスキマ時間にサッと遊べるよう、尺から逆算したデザインです。

※小さいスマホ画面でプレイする、という観点からもカード枚数などが抑えられている印象です


レジェスタの想定プレイ時間

レジェスタは当初、一般的なカードゲームに近い感覚を目指し、1ゲーム10分~30分を想定していました。
ある程度友達とテストプレイをしながら、平均時間を確認して調整を行っています。


しかし、通常のカードプレイに加えて移動・位置の概念があるため、思考がボードゲーム寄りに深くなります。
読み合いが濃くなるほど時間が伸び、コントロール同士の場合は1プレイが30分以上かかるケースも出てきました。

ここで悩ましいのが大会の進行です。
もしBO3(※)を前提にすると、最大で30分×3で1時間半に達してしまいます。
進行が重くなるのは避けたいので、基本はBO1でテンポ良く進行できる形を重視する必要が出てきました。

※BO3:最大3戦行い、先に2勝したほうの勝ち。BO1は1戦のみ行い、その結果を採用します。


サイド要素を取り入れつつもBO1で

BO1はテンポが良い反面、デッキ相性が勝敗に色濃く表れてしまう欠点があります。
そこでレジェスタではサイドデッキの導入を検討しました。

一方で、BO3にして対戦時間が伸びすぎないよう、レジェスタ特有のスピード勝負を活用し、BO1のままサイドチェンジを行える仕組みを導入しています。

【レジェンド・オブ・スターズ大会サイドカードルール】

  • メインデッキとは別に、サイドカードをちょうど10枚用意します(または用意しない)。
  • 先攻後攻を通常のスピード勝負で決めた後、お互いに残りの手札のカードも公開します。
  • ゲーム開始前に、このタイミングでサイドチェンジを行うことができます。
    ※サイドカードとメインデッキは同じ枚数を交換します。
  • お互いのサイドカードが10枚になっていることを確認します。
  • デッキをシャッフルし、手札を7枚引いてゲームをスタートします。

今後の見直しについて

イベントでの試用を通して、細かな改善点も見えてきました。近々サイドルールについて修正を行う予定です。
実戦の声を取り込みながら、より快適で奥深い体験へ磨いていきます。

今後もテストを重ね、ゲーム体験の奥深さと手軽さの両立を目指していきます。

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