エネルギーを貯めて一気に解放―そんな豪快な勝ち筋を持つ「エネルギーランプ」デッキを紹介します。
序盤は盤面を固めて時間を稼ぎながらエネルギーを伸ばし、終盤に巨大スタッツを持ったカードで踏み越える。この記事では、コンセプトから立ち回りを解説します。
デッキのコンセプト
{大地の呼応者} と {大地の波動者} は、いずれも自分のエネルギーの数に応じて ATK/DEF が伸びる強力なキャラクターです。
{大地の波動者}はコストが重く参照が木属性限定という制約はあるものの、伸び幅が大きく、さらにエネルギー耐性4で相手の妨害に強いのが魅力です。
この2枚の強さを活かすため、エネルギー加速カードと木属性カードを厚めに構成し、序盤の壁役で時間を稼ぎつつ、加速ターンにスムーズに入る構築を目指します。
サンプルデッキリスト
{大地の呼応者} :3枚
{大地の波動者} :3枚
{氷の精霊} :2枚
{恐竜の取引所} :3枚
{蒼き悪魔との契約} :2枚
{掘り起こし} :2枚
{時の雲の流れ} :2枚
{インフェルニアの防護服} :2枚
{土着の案内人} :3枚
{蛇巻きの畑} :3枚
{フォレスディアのバーバリアン} :2枚
{森の放浪 トリーナ} :3枚
{森の虚ろへの案内人} :3枚
{若葉の癒し手} :3枚
{神秘の森の煌めき} :3枚
{森激術式-樹木創生} :3枚
{果実の実り} :3枚
{森の虚ろい} :2枚
{大地の保護獣} :3枚
デッキの動かし方
序盤を防御性能のあるカードで盤面を固める
エネルギー加速を行うターンは、他の展開に手が回りにくいため相手に攻められやすくなります。
そこで先に盤面を硬くして相手の脅威に対応できるようにしておきましょう。
倒されにくい {氷の精霊}、登場時にライフを回復する{若葉の癒し手}、後衛で高 DEF を確保できる {大地の保護獣}を軸に、相手の押し切りを許さない体制を作りましょう。
エネルギー加速を使う
{神秘の森の煌めき}と{森激術式-樹木創生} は、手札を補充しながらエネルギーを増やせる強力な加速札です。連打できると、その後の着地が段違いに安定します。
{蛇巻きの畑} は、ダウン値の高い{大地の呼応者}や {大地の波動者}のダウンダメージを抑えつつ、エネルギーまで増やせる相性の良いカードです。万が一倒された時の被害を抑えることができます。
また、基本的に先行プレイヤーが先にエネルギーを置く仕様上、後手はエネルギー負けしやすい場面があります。そこで {土着の案内人}を採用しておくと、先手後手のエネルギー順番を入れ替えられ、後手でもテンポを取り返しやすくなります。
採用候補カード
木属性にさらに寄せる
{大地の波動者} と{森の虚ろへの案内人}の参照先を厚くするために、木属性キャラクターを追加で採用するプランは考えられるでしょう。
相手のサポートカード対策になる {ヴィルトリアの調和術師 キルリ}、2 コスト帯の頼れる壁である {森に棲む少女} など。環境や好みに合わせて差し替えると、終盤の打点と安定感が増します。
エネルギーの使い先をしっかり用意する
このデッキの強みは高コスト帯に早く触れることにあります。せっかく伸ばしたエネルギーを勝ちに直結させるため、追加で明確なフィニッシャーを用意してみるのも良いでしょう。
{鳳域 アルトヘイム} や {廃域 ヴァルドヘイム} でステータス差を広げる、{巖竜-ジオドラス} のアタックを通して強力な盤面制圧を行う。こうした汎用性の高いフィニッシャーカードで倒し切りましょう。
まとめ
壁を張って相手の脅威に耐え、エネルギーの加速を行い、そして伸ばしたエネルギーで相手を圧倒するエネルギーランプデッキを紹介しました。ほかにも多くの相性の良いカードが考えられるので、ぜひ自分オリジナルのエネルギーランプデッキを作ってみてください！
