こんにちは!
レジェンド・オブ・スターズ開発の長谷川です。
今回は、大会で試験的に使用されているサイドデッキルールについて改訂を行います。
サイドカードルール ver1.1
メインデッキとは別に、サイドカードをちょうど10枚用意します(または用意しない)。
1.先攻・後攻を、通常のスピード勝負で決めます。
2.ゲーム開始前に、このタイミングでサイドカードを追加することができます。
3.サイドカードから、最大10枚までデッキに追加することができます。
※メインデッキからサイドカードへ戻すことはできません。
4.デッキをシャッフルし、手札を7枚引いてゲームをスタートします。
旧サイドカードルール ver1.0
メインデッキとは別に、サイドカードをちょうど10枚用意します(または用意しない)
1.先攻後攻を通常のスピード勝負で決めた後、お互いに残りの手札のカードも公開します。
2.ゲーム開始前に、このタイミングでサイドチェンジを行うことができます。
※サイドカードとメインデッキは同じ枚数交換する必要があります
3.お互いのサイドカードが10枚になっていることを確認します。
4.デッキをシャッフルし、手札を7枚引いてゲームをスタートします。
サイドカードルール改定の意図
サイドカードは相手のデッキとの相性を見極め、さまざまな対戦デッキに応じた柔軟な対策を行える枠として実装しています。
BO3(対戦相手と最大3回戦い、先に2勝したほうの勝ち)はゲームが長くなりすぎる点から、他TCGには見られないBO1での特殊なサイドカードルールを導入しています。
初期サイドカードルールでしばらく環境を観察し、スピード勝負で見えたカード1枚だけでもある程度のデッキ判断材料になることが分かりました。
例えば「属性の案内人」が見えれば特定属性に寄った構築だと推測できますし、除去カードも「どの除去カードか」によってアグロデッキなのか中速以降のデッキなのかを判断できると考えました。


そのため、デッキの最低限のパーツヒントのみでサイドデッキを考えるルールへ変更します。
次に、先手・後手のためだけにサイドカードを採用することを防ぐ目的も持たせました。
具体的には、デッキのコンセプトとは関係のないスピード9のカードを10枚メインデッキに入れ、本来メインデッキに入れるカードを10枚サイドカードにし先手を取りやすくしたうえで、サイドカードとスピード9のカードを総入れ替えする戦法です。

これは当初のサイドカードルールの意図から外れた戦術であり、かつ今回の改定で「見える相手カードの情報」をスピード勝負のカード1枚のみに変更するため、この戦法によって見えたスピード9のカード情報をもとにデッキを入れ替えるとまったく予想していないデッキと戦うことになります。これもサイドカードルールの意図から外れてしまいます。
そのため、この戦法が取りにくいように当初は「サイドカードを5枚まで入れ替えることができる」というルールも検討しました。
サイドカードと入れ替えられる枚数を5枚に制限することで先手のためだけにスピード9カードをメインデッキに入れづらくする狙いです。
仮にスピード9カードを10枚メインデッキに入れて先手・後手勝負をした場合、約36%(3回に1回程度)の確率でスピード9のカードを相手に見せることができます。
これをサイドデッキとメインデッキを5枚ずつ総入れ替えする形に抑えた場合、確率は19%(5回に1回以下)まで落ちることが期待されます。


しかしこの形でも、基本的に5枚のカードを「メインデッキと関係のないカード」にしてサイドカードの中にメインデッキ用のカードを入れる戦法が“やり得”になってしまいます。
この問題は、通常のTCGと違い、BO1でサイドデッキを「入れ替えようとする」ことが原因となっています。
そのためサイドルールの規定概念である「入れ替える」から、サイドカードを「追加する」方式に変更することでこの問題の解消を図りました。
メインデッキからカードを取り除けなくすることでメインデッキと関係のないカードはデッキに残り続け、不要牌となります。

デッキの枚数が増えることは初手に欲しいカードを引く確率を下げる行為となりますが、それを踏まえても相手のデッキにクリティカルに刺さるカードを入れるほうが効果的になることを期待しています。
レジェスタではすべてのカードをエネルギーとして使用できるため、マリガン基準もある程度許容して遊べることからこの変更措置を行います。
今回の改定によってBO1でも柔軟なデッキ幅を設けられるようになることを期待しています。

